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2020/3/5

2020年度 子育て・学校教育 ここが変わる!!

東広島市新年度当初予算案から見る

 東広島市の新年度の当初予算案が発表された。さまざまな事業が予定される中、子育て世代が気になる取り組みに着目。子どもを預ける環境や学校での授業がどう変わるのかをリポート。(子育て特別取材班)

予算 1829万円
定員6人の病児保育室整備へ 新年度内の完成を目指し調整

 病中や病気の回復期の子どもを一時的に預かってくれる「病児・病後児保育施設」。共働き世帯の増加で必要性が高まる中、市は新年度新たに、西条土与丸のかとう小児科アレルギー科内に、定員6人(予定)の病児保育室を整備することを決めた。

 市内では市の委託を受けた、八本松南のこどもクリニック八本松が「病児保育室 うさぎ」(定員12人)を、西条本町の木阪クリニックが「病児・病後児保育室 たんぽぽ」(定員6人)を、医療施設に併設する形で運営している。いずれも0歳〜小6の受け入れが可能。ただ、定員に達した場合や感染症の流行期には入室を断られるケースもあるため、保護者からは施設の拡充や定員増を求める声が上がっていた。

 市の担当者は「病気の子どものそばに付いていてあげられるのが一番だが、仕事や家庭の都合でどうしても無理な場合がある。より多くの人が利用できるよう、サービスの拡充を目指す」と話している。新施設の完成は新年度中を予定している。

市のアンサー

「うさぎ」「たんぽぽ」の両施設を合わせて、年間累計利用者数は、2018年度が1451人。感染症が流行した年は利用者が増えます。特に西条地区では子どもの数が多いことも相まって、利用をお断りすることも。より多くの方のニーズに応えられるように、西条地区での受け入れ体制強化を図ります。


予算66万円
電子母子手帳を導入 成長に応じたアドバイス配信

 無料の電子母子手帳アプリ「母子モ」の東広島版「ぽけっとすくすく(ぽけすく)」が、新年度から本格的に導入される。必要な情報を届けることで、保護者の子育て力を向上させることが目的。

 従来の母子手帳と合わせて使用。電子版には、忘れがちな予防接種のタイミングをプッシュ通知で知らせてくれたり、子どもの成長記録を家族間で共有できたりする機能が備わっている。

 登録する子どもの情報や自宅の郵便番号をもとに、成長に応じた子育てアドバイスや地域のイベントなど、自治体独自の子育て関連情報も配信される。

 2月1日から試験的に導入しており、19日時点でのユーザーは469人。市の担当者は、「妊娠期から子育て期にかけての切れ目のないサポートにつながる。正しい情報を得ることで、安心して子育てを楽しんでもらいたい」と期待している。


予算506万円
プログラミング教育必修化 実験器具を小学校に配備

 来年度から全国の公立小学校でプログラミング教育が必修化される。

 学習指導要領解説では、5年生の算数、6年生の理科、総合的な学習の時間などでプログラミングを取り入れていくことが例示されている。

 それに伴い、東広島市教委は新年度、プログラミングを活用しながら学べる実験器具を、市内の公立全小学校に配備する。6年生が理科で学ぶ「電気」の単元に絡め、エネルギーを効率よく利用する仕組みについて学ぶ。

市教委のアドバイス

 プログラミング教育は、コンピューターに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動。物事を筋道立てて考え、計画的に実行する力を養うため、家庭でも試行錯誤して工夫することや、失敗した原因を探ることを、普段の生活の中で習慣にしてみてください。


まだある! 子育て・学校教育の新規事業(一部)

コミュニティ・スクール推進員の配置 1708万円

 地域の教育力を学校に生かすための、地域・保護者・関係機関との窓口業務など、学校運営全般をサポートする推進員を8人、小・中学校に配置する。

3校による遠隔授業の試行 148万円

 河内小、入野小、河内中で、遠隔授業を試行する。

日本語指導教育の拠点校を指定 238万円

 外国につながる子ども一人一人のニーズに適切に対応し、日本語指導教育を充実させるため、拠点校を指定。

地域学校協働活動推進員の配置 30万円

 地域と学校の協働活動の総合化を図るため、推進員を3人、配置。配置校区は風早小校区、福富中校区、高美が丘小中学校区。

未来のノーベル賞プロジェクトチームの立ち上げ 660万円

 市内の小中学生を対象に、大学などの研究機関の研究者に協力を得ながら、年間を通して探究していく。

西条東保育所の建て替え 2103万円

 西条東保育所を建て替え、0〜2歳児の受け入れ枠を拡充する。

>>2020年度予算案の記事はこちら


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