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2019/12/5

《駅伝日本一》が合言葉 

ダイソー女子駅伝部 子どもが憧れるチームに


▲トラックのレースで自己記録の更新に挑むダイソーの選手たち

 今年4月、大創産業(本社・東広島市)に東広島市初の女子実業団チームとして「ダイソー女子駅伝部」が発足した。同社の創業者である矢野博丈氏の「スポーツで東広島市に恩返しを」との思いが創部に結び付いた。《10年後に駅伝日本一》。大きな目標を掲げる同部を紹介する。(日川)


充実の選手寮
 選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように、専門の器具を備えたトレーニングルームや、酸素カプセルを導入したコンディショニングルーム、治療室などを備える。

 「高校4年生だったチームが、やっと社会人のチームになりかけているところ」。指揮を執る岩本真弥監督は、現在のチーム状態をこう表現する。

 選手は今春高校を卒業した18〜19歳の5人。いきなり上下関係が存在しないチームに入ったのと、高校生気分が抜けなかったことなどが、選手個々の甘えにつながっていたという。

 選手の意識が変わっていったのは夏場を過ぎてから。中国の昆明や国内で合宿を重ね、走り込みながら自らを追い込むことで、実業団選手としての自覚が芽生えていった。まだ、駅伝としてのチーム編成ができないため、選手たちはトラックの大会や記録会に出場しながら自己記録の更新に励んでいる。

 部員全員が同社の社員で寮生活だ。週2日はダイソーの店舗で販売の仕事をこなす。それ以外は陸上競技中心の生活だが、全体練習は一日3時間ほど。残りの時間は岩本監督と各選手が話し合いながら、選手一人一人が主体性を持って練習メニューを決めていく。「自ら考えるという姿勢で練習に取り組まないと強く ならない」(岩本+監督)からだ。

 駅伝部は、大創産業の社員と顧客の大半が女性であることから、「スポーツでも女性が活躍できる場を」と創部に至った。市民から応援され、子どもたちが憧れるチームを目指す。毎年、数人ずつ有望選手を入れ、駅伝で戦える体制を整えていく。

 チームとしては5年後の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)出場と、10年後のクイーンズ駅伝優勝を、個人では国際舞台での活躍をそれぞれ掲げる。岩本監督は前任の世羅高で、男女計6度の全国優勝を果たした名将だ。その手腕に期待がかかる。岩本監督は「これからが正念場。常に結果が求められることを忘れず、時代に即応したトレーニングで選手を育てていきたい」と力を込める。

駅伝ガールズのメッセージ

松本 のぞみ
聖カタリナ学園高出

 2年間でしっかりと土台をつくり3年目以降に駅伝とマラソンで結果を残したいと思っています。元五輪金メダリストの高橋尚子さんは憧れの存在。強い選手になって活躍したいと思っています。


夏目 ゆうか
豊川高出

 社会人になって、自分で考えて練習する時間が増えました。今はけがをしない体を作ることと、メンタル面を強くすることが課題。走れることに感謝しながら、来年からが勝負だと思っています。


平村 古都
世羅高出

 早く自分の思い描いた練習が完璧にこなせるようになりたいです。毎日、コツコツと頑張って駅伝で活躍し、いつかマラソンにも挑戦したいと思っています。目標としている選手はダイハツの松田瑞生さんです。


相原 美咲
世羅高出

 駅伝でチームに貢献できるような選手になることが目標です。元五輪金メダリストの野口みずきさんのように、走ることで周囲の人たちに勇気を与えられるような選手になりたいです。


真ア 遥
世羅高出

 まずは基礎的な部分をしっかりと強化していき、周りの選手に負けないように練習に取り組んで行きたいと思います。将来は鈴木亜由子選手のような粘り強い選手になれるよう頑張ります。


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