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2019/8/8

無視むしできない夏のむし刺され 

ハチに刺されたら〇〇をつける?
東広島の医師に聞く 正しい対処法で悪化を防ぐ

 夏は皮膚の露出が増える上に、屋外で遊ぶ機会も多い。外出先で悩ましいのが虫刺されだ。軽いかゆみで済む場合もあれば、息苦しさや発熱が起こる場合もある。夏に気を付けたい虫刺されの対処法や予防法を、東広島市西条本町のおかべ皮ふ科の岡部勉院長に聞いた。(生活取材班)

ハチなどは個人差も大

 夏に注意したい虫刺されは、主に次の3種類。@ハチのように毒液によるものA蚊のように吸血によるものBガのように接触によるもの。

 @とBの場合は、有毒物質による単純な化学的刺激で皮膚が赤くなる発赤(ほっせき)や痛みが生じる「刺激性炎症反応」と、体がそれを抗原と認識して生じる「アレルギー性炎症反応(即時型と遅延型)」の両方が起こる。

 Aの場合は虫の唾液腺物質に対する「アレルギー性炎症反応(即時型と遅延型)」が起こる。

 いずれも年齢によって反応の現れ方に傾向はあるが個人差が大きく、体質や刺される頻度によって差が出る。

炎症反応が激しい・長い場合は受診を

 刺された、かまれた後の対処を左表にまとめた。岡部院長は「アンモニア水を付ける、尿を付ける、塩を塗るなどは無効。どの虫で も、かくのはやめましょう」と呼び掛ける。

 注意したいのは、全身のかゆみやじんましんなどの出現、息苦しさ、気分不良 といった「アナフィラキシー」を疑う症状や、かいた傷が二次感染して発熱や刺された部位以外にも発疹が広がる場合だ。

 また、アトピー性皮膚炎の人はかくことによって、とびひなどの二次感染を生じやすく、虫刺されが悪化しやすい。いずれの場合も、炎症反応が全身に見られる、激しい、長く続いている場合はできるだけ早く医療機関を受診しよう。

 体調によっても感染を併発しやすくなるなど、虫刺され後の経過に影響が出る。「睡眠を十分に取るなどして、疲れないようにしておくことが悪化の予防になります」と岡部院長。

虫よけ剤は使用制限を確認

 ハチなどの場合は巣に近づかない、危害を加えないことが一番の予防対策になる。「子どもの行動範囲を把握して注意を促してください」と岡部院長。

 蚊取り線香や殺虫剤、首筋や手足などの露出部には虫よけ剤も活用しよう。私たちがよく目にする虫よけ剤にはディートと呼ばれる成分が含まれ、岡部院長は「ディートは比較的安全ですが、顔に使用しないことや、特に子どもには年齢と回数の制限があります。注意事項を確認しましょう」と話す。ディートは綿製品であれば衣服の上から噴霧しても効果がある。日焼け止めを塗った後に虫よけ剤を塗布、噴霧する。

 万全の虫刺され対策で、夏のお出掛けを楽しもう。


皮膚炎を引き起こす虫と対処法
@ハチ、アリ、ムカデ、クモなど

 ハチに刺されたら安全な場所に移動し、安静にして刺された局所を冷却する。ムカデの場合も同様。アナフィラキシー症状を生じる可能性のある人で、アドレナリンの自己注射薬(エピペン)があれば直ちに注射。

A蚊、ブユ(ブト)、アブ、ノミ、シラミ、ダニなど

 蚊は軽症であれば市販の虫刺され外用薬を使用して様子を見る。アブの場合は患部を水で洗い流し、傷口から毒を絞り出す。その後、圧迫止血。マダニは無理に引っ張ると口器が残るのでそのままにして受診。

Bガ、ハネカクシなど

 毒ガに接触した場合、直後ならガムテープなどの粘着テープで毒針毛を除去する。ハネカクシの体液が付着した場合は、速やかに洗い流す。

予防法

●長袖、長ズボンで肌の露出を抑える
●危険な虫、その巣に近づかない
●虫よけ剤を使用する
●日焼け止めと併用するときは、一番最後に虫よけ剤を塗る
●汗を小まめに拭く
●しっかりと休養を取って出掛ける

感染症や対策をチェック


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