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2019/5/30

初出場のロボコンでX 

近大附広島中東広島校 中村・梶田さんペア


▲談笑しながらコンテストを振り返る中村さん(左)と梶田さん

 近畿大学附属広島中東広島校の自然科学部の2年、中村公哉さん(13)と梶田大翔さん(13)ペアが、このほど大阪府の大阪工業大学梅田キャンパスであった自律型ロボットコンテスト「アフレルスプリングカップ2019大阪大会」の中学生エキスパート部門で見事優勝した。

 コンテストは、世界規模で開催される「教育版レゴ マインドストーム」を用いたロボットコンテスト「WRO(World Robot Olympiad)」の新人戦として2014年に始まった。競技はWROを簡易化した内容で、農作物をイメージしたT字型のレゴブロックを、プログラミングによって自動制御させたロボットを使って、制限時間内に指定された場所に移動させるもの。今年は、小学生から大学生まで82チーム210人が出場し、7部門で技術を競い合った。

 WROのルールを知ることから始めた2人は「複雑な内容で、戦術を立てるのにかなり手間取った」と振り返る。試行錯誤の末、制限時間の2分以内に得点できる要素のみを確実にクリアする戦術を選び、2位と10点差の30点を得点し優勝した。

 小学生の頃にプログラミングを始め、「RoboCup Junior Japan」の「Japan Open」(以下JO)などへの出場経験を持つ中村さんは「初めて出る大会で、戦術をいかに立てるかが大切だった。優勝できてとてもうれしい。今後はWROの地区大会に向け調整していきたい」と笑顔。ロボットの設計を担当した梶田さんは「経験者の中村君にいろいろと教えてもらって、いい経験になった。プログラミングを頑張っていきたい」と話していた。自然科学部の長谷川真理科教諭(42)は「失敗から学ぶことが多いので、生徒の自主性に任せている。自分たちの力だけで勝ち取った優勝に胸を張ってもらいたい」と喜んでいた。

 2人が所属する自然科学部は、中・高校生約40人が所属。主にはJO出場を目指すチームと、透明骨格標本を作製するチームに分かれ活動している。

 (茨木)


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