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2019/4/11

下原氏トップで6選

広島県議会選挙 東広島市選挙区

新人は明暗 恵飛須氏初当選


▲新人で明暗。初当選を決め、支持者にあいさつする恵飛須氏(右)と、涙をのみ淡々とあいさつする天野氏

 統一地方選前半戦の県議選は4月7日、投開票が行われた。4議席を巡って現職3人と新人2人の5人が立候補した東広島市選挙区では、自民党現職の下原康充氏(67)がトップ当選。自民党現職の井原修氏(66)と、連合広島が推薦する無所属現職の西本博之氏(57)が手堅く票をまとめ、無所属新人の恵飛須圭二氏(35)がうれしい初当選を果たした。無所属新人の天野正勝氏(48)は涙をのんだ。(日川)

 下原氏は「東広島市が発展することが県の飛躍につながる」などと強調。災害からの復興や新たな産業振興などを訴えた。公明党の推薦も得て、地盤の地元黒瀬町や市北部地区など旧賀茂郡を中心に市内全域で支持を広げ、前回選挙に続いてトップで6選を果たした。

 4期目の当選を決めた井原氏は、3期の実績を強調しながら「安心・安全に暮らせるまちづくりを進めたい」などと強調。市全体で街頭演説を中心に支持を訴え、基礎票に加えて無党派の保守票を取り込み、前回選挙よりも約1300票伸ばした。

 連合広島が推薦する西本氏は、「豊かさと活力ある東広島市と広島県の実現」を掲げながら、災害に強い街づくりや経済政策などを訴えた。マツダ関連の労組や連合広島などの支援を受けながら組織戦を展開。市内全域で手堅く票をまとめ、2選を決めた。

 新人2氏は明暗が分かれた。2017年の衆院選に出た恵飛須氏は、所属していた国民民主党を離党し無所属で立候補。主要組織の支援はなかったが、市内を自転車で回りながら、「県政に新風を」と若さをアピール。若い層を中心に支援の輪が草の根的に広がった。恵飛須氏は「バッジを付ける責任と重みを受け止め、頑張りたい」と決意を述べた。

 一方、自民党が推薦した天野氏は、企業誘致や新しい農業振興策などを主張。「フロントランナーとして県を引っ張る」などと訴え、地盤の志和町や八本松町を中心に、市内全域で浸透を図ったが一歩及ばなかった。天野氏は「力不足。がむしゃらさが足りなかったのかもしれない」と淡々と語っていた。

 東広島市選挙区の当日有権者数は14万6029人で投票者数は4万7481人。投票率は32・51%。県内選挙区で最も低かった。


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