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2019/1/10

リズムに合わせ書紡ぐ 

賀茂高書道部が和太鼓奏者とコラボ


▲中野さんの和太鼓が響く中、息を合わせて筆を走らせる賀茂高書道部員

 西条酒蔵通りにある西条本町歴史広場で12月15日、賀茂高書道部と和太鼓奏者中野歩さん(29)=三原市=が「大筆パフォーマンス」を披露。地元住民や観光客たち約60人が、和太鼓のリズムと躍動感あふれる書道作品のコラボレーションに拍手を送った。

 「書く」ことをテーマにした表現作品を通して文字文化の拡大を図ろうと、広島県内を拠点に活動する書家らのグループ[KAKU 書]実行委員会が企画した。今回で3回目。

 中野さんが4つの和太鼓を巧みに演奏する中、賀茂高書道部の6人が「災害復興」をテーマに、歌手AI(あい)の曲「ハピネス」の詞の一部を、120cm×480cmのロール紙に力強く書き上げた。続いて、90cm×250cmのロール紙に「繋」(つなぐ)の一文字を記入。その後、来場者に筆で一言ずつメッセージや名前を書き込んでもらい、作品を完成させた。

 書道部の部長で2年の百出優梨花さん(17)は「人と人とのつながりを大切にして、みんなが笑顔になれますようにと祈りを込めた。校外でのパフォーマンスは初めてだったので、このような機会をいただき気持ちが引き締まった」と話していた。アラビア語で「日本へ愛を込めて」とメッセージを書き込んだ広島大大学院国際協力研究科の留学生バラー・アルハキームさん(24)は「筆を使ったのは初めて。とても良い経験になった」と笑顔だった。

(茨木)


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