2018/9/27
秋野菜の意外な食べ方
実りの秋。手軽に手に入る旬の野菜や果物を、いつもと違ったこんな味わい方はいかが。
取材協力/となりの農家 料理・撮影/編集部
イチジクを天ぷらにして

イチジクの天ぷら
材 料(2人分)
イチジク…小さめ4個
スライスチーズ…2枚(半分にしたもの)
豚肉スライス…12枚
大葉…4枚 天ぷら粉、揚げ油…適宜
作り方
@イチジクは皮が付いたまま洗っておく。
A豚肉、大葉、チーズの順番に重ね、チーズを内側にしてイチジクに巻き付けて、つまようじで留める。イチジクが大きいときは半分にする。
B水で溶いた天ぷら粉を全体にまんべんなく付けて。中火でじっくり揚げる。
小豆とカボチャを合わせて

カボチャのいとこ煮
材 料(2人分)
カボチャ…200g
小豆缶または、ゆで小豆…50g
しょうゆ…小さじ1
作り方
@カボチャは3〜4cm角に切り、面取りする。
A鍋にカボチャとひたひたの水を加え、中火にかけてやわらかくなるまで煮る。
Bゆで小豆、しょうゆを加え、煮汁が鍋底から1cm程度になるまで煮る。
C火から下ろし、味をなじませて出来上がり。カボチャ、小豆缶の甘さによって、砂糖、塩で味を調える。
ナスをあえてジャムにする

ナスジャム
材 料(小瓶 2つ)
ナス…中5本
砂糖…皮をむいたナスの重さ の40%〜50%の量
レモン汁(ポッカレモン)…大さじ2
作り方
@ナスは皮をむき、適当な大きさにカットし、塩水に漬けあく抜きする。しばらく置き、水が黒くなったら3回ほど水を替え、よく絞る。
A砂糖とレモン汁を合わせ入れ弱火で煮る。
B煮立つまでは中火。煮立ったら弱火にして、アルミホイルでふたをし20〜30分程度煮詰める。
Cナスが透明になり、汁気が無くなったら火を止める。
となりの農家の林店長に聞く
知って役立ち!豆知識

となりの農家/林幸生店長
マコモダケ
秋の人気商品のひとつ。9月下旬〜10月下旬にかけて旬をむかえるイネ科の植物。クセがなく柔らかいヤングコーンのような歯ざわりで、天ぷらや炊き込みご飯など幅広いメニューに合う。
バターナッツ
カボチャ
バターナッツという名前の由来どおり、ナッツのような風味とねっとりとした果肉が特徴。繊維質が少なく、ポタージュスープにすると滑らかな仕上がりに。
レンコン
今の時期のレンコンは、柔らかくあっさりしているので、酢漬けやきんぴらにぴったり。
サトイモ
11月上旬から出回る品種の「セレベス(赤芽大吉)」は、ぬめりがなく加熱するとホクホクとした食感に。コロッケやおでんに最適。
編集部試食メモ
〈イチジク〉 見た目も華やかなので、おもてなし料理にもおすすめ。(A) ご飯のお供ではないけど、つまみにはぴったり!(H)
〈ナス〉 ナスとは思えない、フルーティーな味。ナスが苦手な子どもも喜んで食べました。(A) リンゴのコンポートみたい! 気に入った!(H)
〈カボチャ〉 小豆とカボチャの相性が抜群。夕飯のおかずにもぴったり。(A) 小豆のいい味が出てる!(H)