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2018/6/14

みんなのぷらざ

広島大学マスターズ 学びの窓 <31>

サクラを巡る話題 A

広島大学東広島キャンパスの桜

池田秀雄(理学博士)

 現在の東広島キャンパスに移転後、約1300本の桜が植えられた。そのうちの約800本はソメイヨシノで、それ以外に70以上の桜の園芸品種がある。また、キャンパス造成前のアカマツ二次林の中に生育していた野生種のヤマザクラとカスミザクラもそのまま残してある。ソメイヨシノは定植後30年以上経過したものもあり、花見の穴場となりつつあり、そのうちの1本は、広島市役所玄関南で被爆した樹木の枝から接ぎ木で増殖したものである。

 園芸品種のコレクションは、近隣では造幣局広島支局の桜が有名であるが、東広島キャンパスでも幼木が多いものの品種数だけは負けないだけのコレクションになった。カンザンは濃いピンクの八重咲で花弁は散らず、塩漬けにして桜茶として利用されるが、キャンパス外周道路のソメイヨシノに混植してある。

 他の園芸品種は主にキャンパス南部の外周道路の外側にある国際協力研究科周辺に植栽してある。カンヒザクラやカワヅザクラは花期が早く3月上旬には花が咲きだす。センダイシダレ(白花)とヤエベニシダレ(紅花)はともに枝が下方に枝垂れる。ギョイコウ(黄色)やウコン(黄緑色)などは八重咲で花色が珍しく4月中・下旬に花が咲く。以上のキャンパスのサクラについて、広島大学総合博物館から小冊子が無料配布されている。

  • カンザン サトザクラ系品種、花は淡紅紫色で直径約5cm八重咲(花弁は20〜45cm)。開花は4月下旬。アカデミック地区の北東部緑地帯にソメイヨシノの間に植栽。ソメイヨシノに比べ花期が遅く、花弁が散りにくいので緑地帯で長くサクラが鑑賞できるように植栽されている。写真/青山幹男氏撮影

  • ウコン サトザクラ系品種、花は淡黄緑色で直径約4cm八重咲(花弁は7〜18cm)。開花は4月上〜中旬。サクラの品種としては珍しい花色。国際協力研究科南に植栽。写真/青山幹男氏撮影

 広島大学マスターズは、広島大学を退職した教職員で組織しています。市民を対象にした講座も行っています。
【問い合わせ】kazuwp@hiroshima-u.ac.jp(渡部)


ギャラリー

アメリカンシャドウボックス&デコパージュ作品展

東広島市民ギャラリー
6月20日(水)〜25日(月)

「アントンピック」クラフト北村教室の生徒の作品

 「クラフト北村教室」は、週に1〜2回の活動を行っています。生徒は約10人で、教室を始めて20年以上になります。

 6月20〜25日の10時〜18時、市民ギャラリーで「アメリカンシャドウボックス&デコパージュ作品展」を開催します。

 シャドウボックスは、風景、人物などの4〜5枚の絵をパーツごとに切って、立体的に組み立てたものです。「オリジナル」を主題にした作品を展示しますので、ぜひお越しくださいませ。
■クラフト北村教室の北村礼子さん/082(422)5360

東広島市民ギャラリー
東広島芸術文化ホールくらら1階 

【所在地】東広島市西条栄町7番19号 
【電 話】082(426)5900
【開 館】9時〜17時 ※入場無料


プレスネット フォトリポート

棚田の田植え


5月19日、安芸津町大田地区で撮影

 東広島市で最大規模の棚田が広がる安芸津町大田地区。5月中旬から田植えが始まりました。急坂を上り下りする車窓からもちらっと見えますが、車から降りて全体を見下ろすと、その規模と傾斜の度合いが実感できます。ほ場整理が進み、田のあぜは直線化されましたがこの地区のあぜはジグソーパズルのように曲線が続きます。

(フォトリポーター 船越雄治)

これってリンゴ?


5月1日、東広島市西条町内で撮影

 初夏、里山を散歩していると、リンゴにそっくりな赤い実を見掛けます。おいしそうなので思わずもぎ取りたくなるのですが、正体はナラメリンゴフシという虫こぶです。中ではナラリンゴタマバチの幼虫が育っています。コナラの若木の若芽の一部で、5月初旬の1週間だけ見られる珍現象なので、見つけたらラッキーと思ってください。

(フォトリポーター 船越雄治)


一句

東広島俳句協会会員の作品

父の日の父は刺網漁に出る   計田 芳樹
揺るぎなき電波時計や青嵐   三村 進
数本の苗の浮かびし植田かな  保光由美子
父の手をしかとにぎりて蛍狩  下栗 敦子
薫風や弾みてゆるるランドセル 城川 良江


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