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2018/4/5

東広島 2月 歩行者が死亡する事故相次ぐ

見通しの良い道路で発生


▲広島県内で発生した事故(広島県警提供)

 春の交通安全運動が4月6〜15日に行われる。今回の重点目標は、子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止▽自転車の安全利用の推進▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶の4点。東広島署管内の交通事故状況を見ながら、事故防止のポイントを再確認したい。(橋本)

4月6〜15日は春の交通安全運動

 東広島署管内では、今年1月1日から3月29日までに3件の死亡事故が発生。うち2件の被害者は、道路を横断していた高齢者。1件目は2月8日の13時30分に黒瀬町の市道で、2件目は翌日の5時52分に安芸津町の国道で発生した。「いずれの現場も見通しのよい道路。慎重な運転であれば事故は防げた」と同署の三信悦男交通課長。

 この連続発生を受け、署は、速度取り締まり、夕暮れ時のパトロール、検問の実施をそれぞれ強化している。

事故の当事者 20歳代が最多

 2017年中の東広島市内の人傷事故件数は、前年比120件減の650件だった。このうち、54・3%に当たる353件が西条町で発生している。事故の当事者となる人は20歳代が最も多く22・6%。次いで65歳以上の高齢者が19・7%、40歳代が16・9%。多発時間帯は8〜10時、16〜20時の通勤時間帯。

 事故件数は減少傾向にあるが、昨年は6人が亡くなった。三信交通課長は「歩行者は横断歩道を渡る、ドライバーは安全な速度で信号・標識を守るなど、互いに基本的なルールを守って事故を防止してほしい」と呼び掛ける。

自転車が関係する事故 重体となるケースも

 春の交通安全運動の重点目標の一つが「自転車の安全利用の推進」。東広島署管内では昨年、自転車が関係する事故が97件発生。当事者別でみると、大学生が26件で最も多く、中学生10件、高校生7件と続く。「中には意識不明の重体になり、あわや死亡事故に至ると心配した事故もある。自転車も車両であることの認識を持ち、交通ルールを守った運転を」と三信交通課長。


市内新小学1年生にランドセルカバー贈る

東広島安協と全労済広島推進本部

 交通事故に遭わないように、と東広島交通安全協会と全労済広島推進本部は、東広島市内36小学校に入学する新1年生1870人に、黄色いランドセルカバーと交通安全冊子を贈った。

 贈呈式は3月22日、東広島市高屋町中島の市立高屋西小で行われた。小学校を代表して、高屋西小の市場一也校長がランドセルカバーなどの目録を受け取った。市場校長は「子どもたちが安全に登校できるようにしっかり活用したい」とあいさつ。


▲ランドセルカバーをつけた高屋西小に入学予定の子どもたち

 贈呈式には、同小の新1年生21人も参加。河村柚希ちゃん(6)は「カバーがかわいくてうれしい。算数の勉強をするのが楽しみ」と喜んでいた。

 (石田)


通学時の事故 7月にかけ増加

子どもの特性知り安全運転を

三信悦男
東広島署交通課長

 入学シーズンです。小学校の新1年生は、最初は新しい環境に緊張もしていますが、次第に慣れてきて、行き帰りに遊びながら歩くことも増えてきます。これに伴い、登下校中の交通事故は4月から徐々に増加し、7月ごろがピークとなります。

 子どもの特性として、大人に比べて視野が狭い▽一つの物に注意が向くと周りの物が目に入らなくなる▽車や道路の物陰で遊ぶ傾向がある−などがあります。急に車道に飛び出すなど、「子どもは予測しない行動をする」と考えて運転することが大事です。

 また、家庭では、道路を横断する際は必ず 首を振って左右の安全を確認することを教えてください。そして、ルールを破って走ってくる車やバイクがいることも伝えてください。

 通学路を一緒に歩きながら、「信号が青になったけど、信号を無視する車がいるかもしれないから、ちゃんと右と左を見ようね」「バスから降りるときは、猛スピードで走ってくる自転車がいるかもしれないから、よく見てから降りようね」など、具体的に教えてあげてください。


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