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2017/10/19

県央BUSINESS最前線 東広島・竹原地域経済

富士機械工業が東広島に新社屋

 グラビア印刷機や金属印刷機などの製造で世界シェアトップクラスの富士機械工業(和田隆雅社長)は11月をめどに、東広島市八本松飯田2―7―1の八本松製作所にある本社屋を同敷地内に新築・完成する。2018年には、付近のマツダ社宅跡地で物流倉庫の着工を計画。人、物流を集約することで利便性と業務の効率化を図る。

 登記上の本店は従来通り安芸郡府中町茂陰2―3―17で、東広島市の新本社屋は敷地750平方mに6階建て延べ413平方mを建てる。現在の2倍ほどの規模で、これまでそれぞれの事務所に分かれていた管理部門、設計、生産管理、営業、関連会社の計150人を集約する。現事務所の一部は工場棟として改築し、生産能力向上、業務効率を改善する。また、6階には約160平方mのリフレッシュルームを新設。周囲の風景を展望しながら休憩できる。福利厚生を充実させることで、社員満足度の向上や採用活動に役立てる。また、同所から南東にあるマツダ社宅跡地の敷地約1万6500平方mを取得し、約3000平方mの物流倉庫と従業員駐車場を計画。新社屋と物流倉庫を合わせた総事業費は約17億円。

 社屋の新築は1994年の東京支社、2014年の八本松製作所第2工場に続く。同社の17年8月期売上高は前年から17億円増の約150億円超を見込む。特にリチウムイオン電池の需要増に伴い中国からの受注が増えており、18年決算で4期連続の増収を予想する。

(業務提携=広島経済レポート)


FIT背景に業績伸長 創立70年、東日本への営業強化

イームル工業

 水力発電プラント製造のイームル工業(東広島市八本松町原10852―1、山田哲夫社長)は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を背景に業績を伸ばしている。8月21日で創立70年を迎え、今後は東日本への営業強化を図る。

 同社は西日本で唯一の中小企業の水力発電用プラントメーカーで、設計から製作、据付やアフターサービスまで一貫して対応する。太陽光発電などの再生可能エネルギーの活用が注目される中、水力は発電や管理、維持にかかるコストが安く、製造から廃棄までライフサイクルCO2が最も低いという。太陽光などに比べ安定的に発電でき、エネルギー変換効率も高い。2012年開始のFIT制度で、小水力発電の買取価格が約3倍に上がった。既存の小水力発電も改修すれば制度対象となるため、設備改修の受注が増加。17年3月期の売上高は前年比10%増の40億6101万円と、過去最高を更新した。14年には、同社の筆頭株主が中国電力から明電舎(東京)に代わった。受注の大半を西日本が占めているが、今後は明電舎と連携し、東日本などへの営業を強化する中で、生産拠点の開設も視野に入れる。

 同社は1947年、中国配電(現中国電力)元役員の織田史郎社長が設立。「小水力開発キャンペーン」を唱え、農山村への小水力発電所の建設を推進した。創立70周年記念事業として、東広島市への待合用椅子などの寄付や、地元中学への出張授業などを実施。

(業務提携=広島経済レポート)


「広島ドラゴンフライズ」プロモーションカー完成

 マツダは、プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」に所属する「広島ドラゴンフライズ」のプロモーションカーにラッピングするグラフィックデザインが完成したと発表。プロモーションカーを導入した広島ドラゴンフライズが9月30日、ファンや報道陣を対象に開催したセレモニーで披露した。

 広島ドラゴンフライズが主導する「広島でつながる『バスケ』と『クルマ』。世界一のラッピングカーHIGH-FIVE(ハイファイブ)製作プロジェクト」として実施したもの。「HIGH-FIVE」=写真=と命名されたプロモーションカーは、ドラゴンフライズが所有する新型「マツダCX−5」にマツダが製作したグラフィックデザインがラッピングされたもので、ドラゴンフライズの営業や宣伝活動などに活用される。

 (待田)


パールスター社など 福祉機器コンテストで優秀賞

 転倒予防靴下製造のコーポレーションパールスター(東広島市安芸津町三津、新宅光男社長)と管理委託方式紙おむつコンサルティングのニシウラ(鳥取市)は、産学医連携で尿取りパッドを安定保持する「ふわふわフィットパンツ」を共同開発し、(社)日本リハビリテーション工学協会主催の第29回福祉機器コンテスト2017の優秀賞を受けた。

 受賞パンツは、パッド固定部に、吸水性や吸着性などが高く肌触りの良い特殊編地のテイジン製超極細ポリエステルナノファイバーナノフロント≠使用。従来の使い捨て紙パンツや固定用布パンツと比べ、強く締め付けないのにしっかりとパッドを保持し伸縮性、通気性も良いという。男女共用でサイズはSS〜LL、価格は1990円(税別)。体型にフィットして着脱しやすく、既にQOL改善や自立支援、在宅復帰の成果が挙がっている。両社は、中国地域ニュービジネス協議会表彰制度の受賞企業。コーポレーションパールスターが製造元で、ニシウラが販売する。

(業務提携=広島経済レポート)


起業家表彰EYアントレプレナー
地区代表にフェニックスバイオ社長

 活躍する起業家を表彰する制度「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2017ジャパン」の中国地区大会のファイナリストに、新薬開発の受託試験サービスのフェニックスバイオ(東広島市)の藏本健二社長が選ばれた。レセプションが10月4日午後4時からホテルグランヴィア広島で開かれた。

 大手の新日本有限責任監査法人などでつくる実行委員会の主催。審査委員長はマツダの藤原清志専務が務め、中国5県の金融機関や公的機関などでつくる推薦部会と有識者による審査会で選考した。特別賞には遺伝子検査のミルテル(広島市南区)の田原栄治社長、ドローン事業のルーチェサーチ(安佐南区)の渡辺豊社長ら4人が選ばれた。レセプションでは表彰式、受賞者によるパネル討論を行った。同制度は2001年にスタート。中国地区は15年に新設され、今回が3回目。各地区の代表に選ばれた起業家は、11月に東京で開かれる日本大会に進む。

(業務提携=広島経済レポート)


不安解消、実技の復習 介護職復帰をサポート

公益財団法人 介護労働安定センター広島支部 坂本尚己さん

 介護の職場へ復帰を希望する人を対象にした再就職支援研修が11月1日から東広島市で実施される。主催者の介護労働安定センター広島支部坂本尚己支部長が10月9日、FM東広島に出演し、研修について次のように話した。(聞き手・原さおり)

 ―介護現場で働く資格者の現状は。

 現在、広島県内に介護関係の有資格者は延べ約14万5000人。この中で、介護福祉士は約3万6000人で、うち4割が働いています。資格を持っているが、介護現場で働いていない人が約8万 7000人もいる計算になります。介護事業所の約7割が介護職員の不足感があると答えています。

 ―11月から無料で開催される介護職再就職支援研修について教えてください。

 有資格者で従事していない人に向けた、介護職復帰 への不安解消、基本的な学習と実技の復習・実践の他、認知症患者への理解を深める学習などを通して就職をサポートします。

 ―研修はいつですか。研修内容は。

 研修は3日間で、11月1日は体位変換・移乗、8日は衣服の着脱、15日は排せつ介助の講習です。時間は全て13時〜16時。場所は東広島市八本松町吉川の東広島地域職業訓練センターで行います。

 ―他にはどういった講習がありますか。

 11月22日は障害者支援施設ときわホームと特別養護老人ホーム大仙園を見学するバスツアーを実施。職場の雰囲気を実際に体感してもらえるツアーです。さらに、12月6日にはハローワーク広島西条と連携した就職説明相談会を実施 します。就労時間などの相談もできます。

 ―介護福祉の現場環境は、以前と比べてどう変わっていますか。

 就労時間の希望など、事業所側も働く側に立って考慮した勤務形態にしています。介護設備も大幅に進化していて施設もきれいで充実しています。以前より介護現場で働く環境は良くなっています。

 ―どこへ問い合わせをすればよいですか。

 介護労働安定センターのホームページでも内容を確認できます。また、電話で問い合わせていただくと詳しい資料をお送りします。受講料・テキスト代は無料です。何らかの事情などで介護職から離れ、復帰を検討している人を、年齢問わず支援していきます。講習はどれか1日のみでも構いません、申し込みをお待ちしています。

公益財団法人 介護労働安定センター広島支部

tel.082(222)3063
広島市中区八丁堀72 JDS八丁堀ビル6階
http://www.kaigo-center.or.jp


広工大などが道の駅で実証

生産者と消費者つなぐ動画配信システム

 広島工業大と近畿大は共同で、生産者と消費者を双方向ビデオメッセージで結ぶ「次世代型スマクロCastサービス」の実用化を進めている。両者がリアルタイムでコミュニケーションできるシステムサービスで、地産地消を促進するツールとして全国的に人気の高まる道の駅への導入を視野に入れる。

 9月16日、東広島市の道の駅「湖畔の里福富」で公開実証実験を行った。両大学とシステムフレンド(佐伯区)が参加。店内にデジタルサイネージ端末4台を設置し、トマトやコメ、ナス、トウモロコシなどを作る地元の5農家のビデオ動画を配信する。売り場で動画を見た買い物客らが自身のスマホを使って端末を通じ、いいね≠ネど感想や要望を返信できる。湖畔の里は、「栽培方法もしかりだが、どんな人が実際に野菜を育てているのかに興味を持っている」として、出荷者の顔が見えることがポイントとした。実証実験は、広工大情報学部知的情報システム学科の安部伸治教授と近畿大工学部情報学科の加島智子講師らの研究グループで推進。

 安部教授は、スマホのビデオメール機能のアプリを使って、離れて暮らす家族と独居高齢者が会話を+気軽に楽しめる遠隔コミュニケーション支援システムを開発している。

(業務提携=広島経済レポート)


西条寺家に分譲マンション

信和不動産

 信和不動産(西区横川町3―8―6、和田正男社長)は、東広島市西条町寺家字久保谷6506ほかに分譲マンション「ヴェルディ西条町寺家(仮)」を近く着工する。2019年2月に完成予定。

 敷地2001平方mに13階建て延べ4384平方m。4LDKを中心に総戸数は約50戸。県道吉川西条線近くの準工業地域で、大型スーパーが徒歩数分内にある。設計は(有)フォルテ建築研究所。価格など未定。電話0120―065―622。

(業務提携=広島経済レポート)


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