災害時に保存食提供 

東広島市とサタケが協定

 東広島市は9月26日、精米機メーカーのサタケ(佐竹利子代表)と「災害救助に必要な物資の調達に関する協定」を結んだ。熱湯や水を入れるだけでご飯やパスタが出来上がる保存食「マジックライス」「マジックパスタ」5000食分をサタケの自社倉庫に備蓄(流通備蓄)し、災害時の物資として市の要請に応じて必要分を提供する。


▲協定書を取り交わす蔵田市長(左)と木原専務

 市では避難者用に8000〜9000食分を、県の示す災害想定の備蓄計画の実数に基づき市の倉庫に常時備蓄している。大規模な災害や非常事態が発生した際に、市の備蓄だけでは賄えない事態を想定し協定締結に至った。

 市役所で行われた締結式には、サタケの木原和由専務取締役が出席し蔵田義雄市長と協定書を取り交わした。蔵田市長は「市の備蓄に加え5000食分を備蓄していただくことで、より一層の手厚い対応が可能になる。官民一体となって市民の安心、安全を確保していくよう尽力する」。木原専務は「賞味期限が5年と長いため、流通在庫の中で管理が可能。20万食の流通在庫から常時5000食を確保する。災害が起こらず、この協定の要請がないことを祈っているが、地元企業として可能な限り協力していきたい」と話していた。

 (茨木)

ザ・ウィークリー・プレスネット 2017/10/12

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