漫画で見る東広島市の予算案 

20万都市の実現目指す予算

 東広島市の新年度当初予算案が発表になった。一般会計は総額751億円で、前年度比1.2%増。過去2番目の予算規模になった。予算は私たち市民生活に直結する。漫画で分かりやすく紹介しながら、新年度一般会計予算案の特徴を分析する。(日川剛伸)

 人口20万人都市の実現に向け、発展への手を緩めない予算を組んだ。蔵田義雄市長は「施策の選択と集中を徹底。東広島に住んで良かった、と思えるような、選ばれた都市を目指す」と力を込める。

 中核市になる20万都市を目指すのは、許認可事務を市が一元的に行えることなどから、市の実情を踏まえた独自のまちづくりを進めやすくなるからだ。新年度は四つの視点で20万都市構想を加速化させる。

 具体的には企業立地の促進や産学金官連携による新産業創出、中心市街地の機能強化、医療・子育て・教育環境の充実、交通ネットワークの整備、移住・定住 促進などに重点配分。次世代を見据え、都市の元気を創出していく。

 当然、投資的経費は歳出の16%と、高い割合を占め前年度比と横ばいだ。寺西小の分離新設校の建設など大型事業の実施が、数字の膨らみに拍車を掛ける。それでも、積極予算が組めるのは、歳入の4割を占める市税収入が、景気の回復などから前年度比で4・3%増と見込めるからだ。

 ただ、財政状況は厳しく、17年度末の市債残高は約820億円の見通し。まだまだ取り組む事業は多く、投資のペース配分を見誤らないことが肝要だ。


グラフで見る東広島市新年度一般会計当初予算案


注目の新規事業

■日本遺産認定推進プロモーション…729万円

 国登録文化財「西条酒蔵群」と関連する文化財群の日本遺産認定を目指すプロモーション事業

■新産業団地整備(概略設計)…3217万円

 新たな産業団地の開発に向けた基本設計・測量調査業務など

■広島空港リムジンバス運行・市街地循環バス運行…3002万円

 JR西条駅から広島空港へ直結するリムジンバスと、西条市街地の生活交通としての循環バス運行。どちらも平成29年10月から

■不妊・不育治療費助成…806万円

 人工授精、薬物療法などの一般不妊治療や不育治療を受ける夫婦への費用助成

■新美術館整備・西条中央公園整備…8403万円

 新美術館整備は平成32年度開館に向けての実施設計。西条中央公園整備は美術館開館に向けた公園整備のための測量設計業務

■農林水産物の販路拡大…2164万円

 マルシェや農林水産物の輸出に向けた商談会を開催することで、多様な流通販売ルートの確保を目指す

■MICE(学会等)開催の促進…306万円

 学術会議や国際学会などの誘致、開催助成などを通じて市内のMICE開催を促進

■里山バイオマス利活用モデル構築…500万円

 バイオマスセンターを軸にした地産地消型の里山バイオマス利活用モデルの構築

■ひがしひろしま環境スタイルとCOOL CHOICE活動推進…700万円

 地球温暖化対策普及啓発として、COOLBIZ・WARMBIZ、緑のカーテンの推進、環境フェアなどを開催

■乳幼児などの通院医療費支給対象の拡大…8140万円

 平成29年8月から通院医療費の支給対象を現行の未就学児から小学3年生まで拡大

■夜間・休日急患センター基本構想策定…505万円

 平日及び休日の夜間診療にも対応する夜間・休日急患センター設置に向けた基本構想を策定

ザ・ウィークリー・プレスネット 2017/2/25

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